馬券10枚で三菱UFJのオーナーになった日。たんかぶジョッキーの初陣。


前回、「馬券は外れれば0円だが、株は値下がりしても資産として残る」という衝撃の事実に気づいた、という話をしました。

今回は、私が投資家への一歩を踏み出した日、具体的にどうやって最初の銘柄を選んだのか、その時のエピソードを振り返ってみたいと思います。

投資の世界に入ろうとして真っ先にぶつかる壁。「どの株を買えばいいのか、さっぱりわからん」という問題。これは誰もが通る道です。
でも、私たち馬券師には、すでに備わっている特殊技能があります。
それは、「名前の響きや直感で、勝てるイメージを膨らませる力」です。


銘柄選びは、パドックの「馬名」選びに似ていた

当時、私は競馬新聞を見るのと同じ感覚で、上場企業のリストを眺めていました。
「お、この名前強そうだな」「この血統(業界)、この展開(景気)なら来そうだな」と。
(もちろん、その後にタイム(決算)をチェックするわけですが、入り口はいつも名前でした)

株式投資も、最初はそれでいいと私は思っています。
約4,000社という膨大な「出走表」の中から、私の目に留まったのはこんな名前でした。

  • 「三菱UFJ……お、日本のメインバンクじゃねえか。名前だけで強そうだな」
  • 「任天堂……子供の頃からお世話になってるし、底力がありそうだな」
  • 「トヨタ……世界一のメーカーだろ。大外枠からまくってきそうだな」

そんな風に、「名前を知っている」「なんとなく信頼できる」というインスピレーションで選ぶ。
これって、有力馬を探すパドックの視点と、実はあまり変わりません。


「馬券10枚分」で三菱UFJのオーナーになった日

私が「初株」として選んだのは、誰もが知るメガバンク、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)でした。

私が購入ボタンを押した当時の株価は、1株1,200円そこそこ。
「馬券なら10枚ちょっと」の金額です。1レースで軽く流す程度の金額で、日本最大級の銀行の株が買えてしまう。

ちなみに、このブログを書いている今では3,000円近くまで値上がりしていますが、当時はその1,200円ですら、「損したら嫌だな……」なんてドキドキして指を震わせていたのを覚えています。

スマホでポチッと買った瞬間、なんとも言えない不思議な感覚がありました。
「え、これだけで俺、三菱UFJのオーナーなの?」

当たり前ですが、馬券を買ってもJRAのオーナーにはなれません。100円の馬券を10枚買っても、レースが終われば紙クズになる可能性が高い。
でも、たった1,200円払って株を買えば、私は銀行の「端くれオーナー」になったわけです。

街で赤いマークの銀行を見るたびに、「おっ、俺の銀行がんばってるな」と、ちょっと誇らしい気分になる。
これは、馬券の的中を待つ時のドキドキとは違う、「資産を持っている」という静かな興奮でした。


「予想」を「分析」に変えていく第一歩

競馬の予想でタイムや血統を調べるように、株でも「配当金はいくらか」「業績は安定しているか」をチェックするようになります。
でも、入り口は「この名前、なんか好きだな」で十分。

  • 馬券なら1,000円(10枚)ハズレて終わり。
  • 株なら1,200円で一生モノのオーナーになれる(かもしれない)。

この「消えない」という安心感があるからこそ、私たちはもっと自由に「予想(銘柄選び)」を楽しめるようになるんです。

さて、あなたの「初株」はどの名前にしますか?
パドック(出走表)はすでに開いています。

たんかぶジョッキー

 

 

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