
3月31日、引け後。
パドック(Excel)で期待値を弾き出し、仕込んでいた一頭が、とんでもない「事故」を起こした。
エフティグループ(2763) 判定:【落馬(失格)】
親会社の光通信(9435)による完全子会社化。
業績や低PBRから「TOBでの特大まくり」を期待して握っていたが、蓋を開ければ、血も涙もない「株式交換」という結末だった。
「期待値をドブに捨てる「100:3」の論理
計算してみて、正直、馬券を破り捨てたくなった。
エフティ100株に対して、割り当てられるのは親の光通信がわずか3株。
本来、エフティを100株持っていて、前期並みの配当(55円)が出ていれば、5,500円の払い戻しが待っていたはずだ。
それが光通信の3株に交換されると、受け取れる配当(1株746円想定)はわずか2,238円。
「5,500円あったはずの配当期待値が、一瞬で半分以下にシュリンクした」計算になる。
数字で見える「77円のディスカウント」という屈辱
さらに見過ごせないのが、今日の株価との乖離だ。
今日の終値ベースで、この「不当なオッズ」を可視化してみる。
・エフティ(2763)終値:1,269円
・光通信(9435)終値:39,740円
光通信の株価に交換比率「0.03」をかけると、1,192円。
つまり、今日1,269円の価値があったはずのエフティが、交換枠に入れられた途端に77円も目減りしてしまう。
配当の喪失と合わせれば、まさに「安値での合法的な強奪」。
TOBで跳ねる夢を見ていたホルダーを、市場価格より低いところで強制退場させる。これが親会社の論理か。
「配当未定」という、巧妙な罠
思えば、パドックの段階から不自然な気配はあった。
PER・PBRは過去最低水準。「剥き出しの割安」なのに、会社側は頑なに配当を「未定」とし、株価に蓋をし続けていた。
今ならわかる。
この「100:3」という、親会社に圧倒的有利な比率でケリをつけるために、わざと株価が上がらないよう仕向けていたのだ。
「救済」という名の「中抜き」。競馬なら審議対象になってもおかしくない展開だ。
生き残るための「下馬」
幸い、私の買値は1,131円。
明日の寄り付きがどうなろうと、利益を残して「下馬」することはできそうだ。
馬主(会社側)の都合で勝手にコースを変えられ、ルールまで書き換えられたレースに、これ以上付き合う義理はない。
読めない展開、納得のいかないオッズからは、潔く撤退するのが、投資という名のサバイバルを生き抜く鉄則だ。
この教訓を糧に、また次の有望な「本命馬(◎)」を探していきたいと思う。
「生き残るのが、最大の勝利」
明日からまた、じわじわと「まくり」を狙う分析に戻る。
たんかぶジョッキー
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