万馬券は出ない。けれど「絶対に損をしない」配当金という名の特殊馬券


これまで、「株は負けてもゼロにならない」「1,200円で大企業のオーナーになれる」という話をしてきました。
でも、株式投資には、競馬場では絶対に出会えない「バグ」のような仕組みがあります。

それが、「配当金(はいとうきん)」です。

正直に言いましょう。株式投資で、1,000円が数分後に10万円の万馬券に化けるような奇跡は起きません。そんな刺激を求めるなら、今すぐ競馬場へ行ったほうがいい。

でも、もし競馬に「的中率100%で、持ち続けるほど負けがなくなる複勝馬券」があったらどうしますか?


「4%」という、バカにできないオッズの蓄積

例えば、あなたが1,000円分(馬券10枚分)、配当利回り4%の株を買ったとします。

1年でもらえる配当は「40円」。馬券1枚にも満たない、小銭のような金額に見えるかもしれません。

しかも、ここから「税金」という名のテラ銭が約20%引かれます。手元に残るのは32円。 (※ただし、NISAという特例枠を使えば、このテラ銭すらゼロにできます。国が認めた唯一の『ノミ行為』のようなものです)

この配当の凄さは、「的中して払い戻されても、手元の馬券(株)が回収されない」という特殊なルールにあります。

10年持っておくだけで、累計の配当は(税引き前で)400円になります。 この「400円」という数字の本当の意味、分かりますか?

でも、この40円は「的中して払い戻されても、手元の馬券(株)が回収されない」という特殊なルールで配られています。

10年持っておくだけで、累計の配当は400円になります。
この「400円」という数字の本当の意味、分かりますか?


「1,000円が600円になっても、損はしない」

ここが、私が株式投資に「出走」して一番衝撃を受けたロジックです。

もし、10年後に株価が暴落して、1,000円で買った株が600円(マイナス400円)になってしまったとしましょう。競馬なら「4割も減った、大負けだ」と頭を抱える場面です。

でも、手元には10年間コツコツ積み上げた「400円の配当」があります。

  • 今の株の価値:600円
  • もらった配当の合計:400円
  • トータル:1,000円(±0円!)

「4割も暴落したのに、トータルで損をしていない」


これ、競馬の常識からしたらあり得ないことだと思いませんか?

一度1,000円(10枚)買っておけば、持ち続けているだけで勝手に払い戻し(累計オッズ)が積み上がっていく。

もし25年持ち続ければ、配当だけで1,000円。つまり「馬券代がタダ」になる計算です。そこから先は、その馬が走り続ける限り、入ってくる配当はすべて純利益(浮き)になる無敵のフェーズです。


「大穴」は狙わない。けれど「絶対ガミらない」勝負

もちろん、業績が悪ければ配当が減るリスクはあります。

たまに親会社という名の「主催者」が、勝手にレースのルールを変えて配当を奪い去るという、不当な「ルール変更」を仕掛けてくることすらあります(先日のエフティの件のように)。

でも、銀行やインフラ企業のような、簡単には潰れない「カタイ馬」を選べば、株価の上下に関係なく、チャリン、チャリンとお金を運んできてくれます。

一発逆転の万馬券のような華やかさはありません。でも、配当を積み上げ、時間を味方につけた先に完成するのは、「何があっても絶対に損をしない特殊馬券」です。

的中率100%の「配当金」という名の払い戻し。

あなたも一度、自分のポートフォリオという「パドック」で、この負けない仕組みを育ててみませんか?

たんかぶジョッキー

 

 

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